旧住友建設(現三井住友建設)と大和ハウス工業。手抜き工事20年経てば修繕不要か

news.yahoo.co.jp

 

三重県志摩市のリゾートマンションで完成から四半世紀の間に建築時の施工不良が相次いで確認され、将来的な修繕費用の負担を巡るトラブルが起きている。住民でつくる管理組合側は法令に抵触する「手抜き」工事が原因だとして、施工主側に今後20~25年間の無償修繕を求めるが、施工主側は工事の不手際を認めつつも、20年経過による法的責任の消滅を理由に応じる気配はない。施工不良の後始末を誰がつけるべきなのか。



そう、もとは施工不良は竣工4~5年目で発覚した。
法令以下に薄さで作って、中の鉄骨が錆びて、表面のコンクリートを押して剝落する「爆裂」現象が、廊下やベランダの天井などに相次いだ。

この修正はしてくれた。ここまでは良い。

次に令和2年ぐらいからコンクリート片が落下し始める。
これも原因は、施工不良。作った側が悪いから。

で、修正はしてくれた。ここまでは良い。

だがしかし。

三井住友建設が組合に送付した文書によると、住友側が修繕費用の将来負担を拒否した主な法的根拠は、旧民法が定める「除斥(じょせき)期間」の適用だ。

平成9年の竣工、引き渡しから除斥期間の20年が過ぎており、組合側の賠償請求権はすでに消滅したと主張。権利の消滅を防ぐには、組合側がこの間に損害額を算出し、訴訟を起こす必要があったとした。



作った側としては、「たしかにうちも悪かった。でもずっとたかられてるみたい」みたいな感じか?

でも、買った人としては「いやいや、お前がちゃんと作っていたら、こんなことにはならなかったろ」という感じか?

高い買い物だけに大変だわ。